ポジティブ心理学「幸福の公式」から考える社員がイキイキと働く方法

こんにちは。

人事で前向きな社会を創りたい!

Yです。

 

皆さんは”ポジティブ心理学”というものをご存知でしょうか?

最近人材育成の業界では注目を集めている心理学なのですが、

マーティン・セリグマン教授による理論です。

 

そんなポジティブ心理学の中に、幸福の公式というものがあるのです。

 

それがこちら!

 

幸福の公式

 

 

H=S +C +V

 

幸福(happiness)=

規定値(set point) +生活状態 condition of living +自発的活動voluntary Activities

 影響度合い

規定値(set point):40%

生活状態 (condition of living):10%

自発的活動(voluntary Activities):50%

 

規定値とはものの捉え方(考え方)のことを指します。

 

例えば、同じ研修を受けていても

あと3時間もあると思うのか、あと3時間しかないと思うのか

人によってとらえ方は異なると思います。

 

事実は同じなのですが、捉え方によっては解釈が大きく変わってきます。

この規定値が40%の影響度合いがあるということは、

私たちは、事実をどのように解釈するのかの思考内容で

幸福度の40%が決まってしまうということになります。

 

生活状態とは、日々の出来事、人生における出来事(事実)のことを指します。

 

先程の規定値のところで触れましたが、同じ事実に対しても

捉え方によって解釈は異なります。

人はその解釈によって自身の幸福度を決めるため、

幸福度への影響は、10%しかないといわれています。

 

最後の自発的活動ですが、

自分で意思決定をして選択を出来ているかということです。

 

日々の業務の中でも自分で意思決定出来ているか、

ただ業務をこなしているかで幸福感は変わってきます。

なんと自己決定感は50%もの影響力があります。

 

自己決定感を刺激して、イキイキと働いてもらえる環境を創る

 

この公式を見て、社員の方々がイキイキと働く方法について

考えてみましょう。

 

よく多くの企業において、イキイキと働いてほしいという期待を

人事の方や上司の方は持っていただいているかと思います。

その時に一番の影響力のある自己決定感を社員の方々に感じる状況を

創り出せているでしょうか?

 

イキイキ働いてほしいけど、言われたことをこなしてほしい

というのは板挟みでイキイキと働けなくなるのも当然の結果になるかと思います。

 

 

イキイキ働けるように自己決定感の強い組織を創っていきましょう!